フィットネスクラブに出没！妖怪スリッパばばあ！　前編

私は、工場勤務27年の次に人生で続いているものは筋トレです。

筋肉マッチョに小さい時からの憧れもありますし、メンタル的にも自信をつけようと頑張って来ました。

ジム的なものはかなり試しましたが、自分に合ったジムは、某有名金色マッチョジムでした。

私はとにかく真剣にトレーニングをして、サッと帰るのが理想で、あちらこちらで談笑なんて嫌ですから、出来るだけガチで自分に集中してる所を探してました。

ここはガチもガチ！

なので、この金色ジムが理想のジムで会社と家の間にある立地も相まって、こちらで長い間お世話になることに。

というのもコロナ禍になってからは、器具を買いそろえてホームトレーニングになりました。

結局この金色ジムには15年通っていて、その間いろんな人たちを見てきました。

いや、かなり個性的でしたよ！

少しずつですが、そんな話もこのブログでお伝えしていきたいと思います。

一番の事件はこれなんですけどね！

現れたスリッパばばあ

いつものように、私と後輩は、まずストレッチエリアで体をほぐします。

畳6畳ほどの大きさのところにマットが敷いてあり、背中をゴリゴリするやつや、ゴムチューブが置いてあって各々がリラックス＆ストレッチ！

私たちはそこで寝転がって体を伸ばします。

これが気持ちよくって、このまま帰ろうかなって思ったり、

そんな時！

ぴったんペッタン

ぴったんペッタン

なんか音するな～って思ったら！

目の前に人が立っていたんです！

一目見て『かまやつひろし』いや『ムッシュ』だって！

説明しよう！

分かりやすく言うと

朝、寝起きでゴミ出ししてるお婆ちゃん。

がスリッパでジム内を歩いてるのよ、

6畳ほどの場所に私と後輩が寝てる横に並んで寝だしたよ、しかもめっちゃ笑ってるぞ！

たまにこっち見てほくそえんでるし、

私と後輩は、すぐ察知しましたよ！

このばばあ、イってるって！

とにかく我々は緊急回避です！

その後スリッパばばあはしばらく寝転がってましたが、誰も来ないのを確認すると、次の狩場へと、ぴったんペッタンぴったんペッタン歩いていきました。

ランニングマシン

次の狩場はランニングマシンです！

5台ほど並んでいて、端から2つ目に眼鏡かけたおっさんが汗だくで走ってますが、スリッパばばあは真ん中へ。

ってダメでしょう！スリッパでランニングマシンはダメだよ！

の前になんでスリッパなのか？普段はだいたい入会見学の人がスリッパを使うのですが、多分運動靴忘れて勝手にスリッパ使っちゃってるんだよ！

運動しに来てるのに、運動靴持ってこないって、ボケてるのか、目的が違うのか？

長くジム通いしてると、たまにいるんですよマッチョ好きのチョット遅れちゃって出会いを求めてきてるでしょって人。



私たちはマシンエリアから、眺めてます、もうトレーニングなんて手につかないよ！

スリッパばばあはランニングマシンに乗ったのはいいけど、どこ押せば動くのかわからないみたいで、隣の眼鏡のおっさんにめっちゃ笑顔で訴えてるけど、おっさん汗だくで走ってるんだから気づかないよ。

仕方なくスリッパばばあは適当に押したみたいで、少しづつ動き出したよ。

ダラーんとおっそいスピードで、ぴったんペッタン、ぴったんペッタンランニングマシンを歩き始めたで。

私たちは大爆笑！

マシンエリアで大爆笑！

腹抱えて大爆笑！

スタッフ大慌て

私たちは、笑いながらもランニングマシンの、動いてるコンベアーの隙間にスリッパが引っかかったらヤバいよってひやひや見てたら。

それに気付いたスタッフが大慌てでスリッパばばあの元へ

（なんで気付いたかと言うと、ランニングマシンのスピードが上がるにつれてスリッパの
ぴったんペッタン音が激しくなってジム中に響きわたってたから）

なかなかスタッフが慌てる所は見ないけどね、こればかりはホントに危ないよね。

私も長年ジム通いしてるけどスリッパでランニングマシンやってるの初めて見たわ。

スリッパばばあ、流石に怒られてましたね。

遠目で見てて、スタッフは熱くなって怒ってるし、スリッパばばあは無表情。

その無表情がまたうけるんだよな！

こちらマシンエリアでまたも大爆笑！

スタッフがまだ話してるのに、スリッパばばあは無表情で更衣室に消えて行きました。

これで懲りてもう来ないだろ！


しかし
あの汗だくのランニングマシンのおっさん、よくあの香水の中で走っていられたよな～ってまた大爆笑。

その日はトレーニングやらずに帰りました。

明日頑張ればいいやってね！

つづく

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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