これはまさしくストーカー被害 part1

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こちらの話は、あくまでもフィクションとしてお楽しみ頂くとありがたいです。

私は、立場がら社員のみんなの恋愛の悩みや事情なんかに触れる機会が多く、また工場で働く子達というのは純粋な性格の子たちばかりなので、心配な恋愛が今までいっぱいありました。
私なりに一緒に悩んでアドバイスをしてきたつもりです。
そんな話です。

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目次

それはフィトネスジムから始まりました


私は、以前話したようにhttps://kojo-biyori.com/hoomutore/こちらでご確認ください。

ジムへはいつも後輩と2人で通っていましてN君といいます、N君はとってもイケメンで肌の色もこんがりと日に焼けていて肩幅も広く、いつでも体脂肪は10パーセント前後という今はやりのフィジーク選手のような容姿で、クールでちょっぴり悪そうな目つきなのに声が優しい声なんです、とにかく女性はみんな好きになっちゃう感じなんですよね。
2人で毎回ジムの受付に行くと、私には素っ気ない受付の女性もN君には興味深々な様子で、一生懸命世間話を話しかけていました、私はスルーで更衣室ですが。


N君も私も会社には、スクーターで行っていたのでそのまま2人でならんでジムに向かい、2人で並んでスクーターを停めて、2人で一緒にジムに入るというルーティンでした。

会社からジムまではそう遠くなかったので5時半くらいにはトレーニング開始出来ました、ジムも7時くらいからは会社帰りのサラリーマンなどが多くなるのですが、その時間帯はわりかし空いていて、だいたいは同じ顔ぶれのメンバーで(もちろん話すことはないですが)した。

フリーウエイトやマシンがある所に行くまでには、ランニングマシンなどの有酸素エリアの後ろを通って行くのですが、いつからかそこに、髪は短めで白いティーシャツにハーフパンツ、スラーっとした体形のフィットネス女子が毎日走る姿を目にするようになりました、この時間に女性はあまり見ることがなく、N君と2人で「今日も頑張ってるね」という会話も多くなっていきました、たまにいないときは、体調悪いのかななんて心配もしたりして。ちょうどその当時はN君には彼女もいない時だったのでN君は凄く興味がある様子でした。



イメージ

その彼女を見かけるようになってから三ヶ月くらいたったある日の帰りのことです、帰りもN君とは一緒です、だいたい帰りは2人で並んだバイクにまたがり少し話をしてから解散なのですが、N君がなんだか挙動不審です、「どうした、どうした」ハンドルの下あたりにあるポケットになんだか可愛らしいお手紙があるではありませんか!
なんですかね!これ!  すでにそれがなんだか分かっている顔でN君が言います。
「とりあえず、開けてみようよ」私もうらやましくもあり興味もありワクワクしてます。


毎日ジムで頑張るあなたのことが気になってます、もしよろしければ連絡ください。

一部抜粋ですがこのようなことが書かれていました、それとメールアドレスです。
ラインなどはまだないときですね、そこには名前などは書いていませんでした。

私たちは、すぐにあのランニングマシンの子だと2人とも頭の中に同じ光景が浮かんで来たと思います。
「やったな!よかったじゃん!お前も気になってただろ!」
N君、激喜びまくりです、何故か私もうれしくなり、その帰り道はいつも以上に気持ちのいい風を感じた覚えがあります。

そのあとN君がどのような返事をしたのかはよく知りませんがメールは毎日していたようです。
ジムも今までと何も変わりませんでした、何時ものようにその女子の後ろを通りマシンに向かいます、N君もアイコンタクトをするでもなく、女の子も全く動じることなくひたすらランニングマシンで走ります。そうだよねメリハリだよね、素晴らしいカップルだよね、オジサン感心だよね。

一週間がたったある日のことです。
ワニオさん!なんかおかしいんです!
「どうしたの?」
あの子昨日はジムにいなかったのに、僕たちがやっていたトレーニングの内容全部知っているんです。
「????????」
あの子からはメールで今日はこんなマシンでしたねとか、先輩と楽しそうに話してたねとか、きてたんですよ。
「そうなんだ、俺のことも話したんだ、」
聞かれたので、仲のいい先輩と通っていると話しました、でもなんで昨日はいなかったのに僕たちのことがわかるのですかね?
「ジムのトレーナーに聞いたのかなぁ?それとも同じ時間に通っている友達でもいるのかね?」

その日からしばらくランニングマシンの女の子は見なくなりました。

が、毎日私たちの様子を女の子はメールで送って来たらしいです。

ワニオさん、僕、怖いです!事細かく僕たちのトレーニングやワニオさんとの会話の内容までも知ってるんです!ジムにいないのに!

「待て待て、その子とはどんな感じなんだ」
始めてメールが来た時の夜に、家に帰ってすぐ自分も前から好意があって彼女もいないのでお付き合いがしたいと返事しました。
でもジムは大切な先輩との時間なのでいつもどうりにしてほしいと、ジム内では話さないようにと。

「そうなんだ、トレーニングメニューはさておき、俺たちの会話までも知ってるのは確かに怖いな」

ここから我々はあることに気づくことになります。

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