おじさんに襲われました

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この話は私が、入社してから半年ほどたった頃の話でございます。

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プレス部署

私は、プレス機械の板を曲げ加工する部署に配属されました。

主には、マンションやショッピングモール駐車場などの階段などを製作する

機械です。

この部署は、忙しい時と暇な時の差がハッキリしていて残業も多いのですが、

日中にはまったやることが無い事もしばしばという感じでした。

私は、とにかくその当時は自分のスキルを上げるのに必死で、作業のない時は他の部署の

お手伝いをしてました。

当時の工場長

今からは三代前の工場長です。

とにかくなんでも出来る人で職人です、そして事務所で座って居られない性格で

いつも現場で何かしてました。

年齢は60代前半です、そして私は20代前半です。

風貌はというと、身長180近くありガッチリしていて、お顔は角ばった意志の強そうな

お顔で、寅さんの様な感じですかね、髪の毛は白髪で、私の印象はシロクマです。

本物のシロクマ

私は、親しみを込めて「親方」と呼んでおりました。

仕事の話を聞くと、どんなことでも喜んで教えてくれました。

今の技術的なものは、ほとんどが親方に教えていただいたものであります。

そんなある日のことです。

25年前の話

その当時は、毎週ほぼ残業な感じでしたので、できるだけ早く帰りたいという雰囲気でしたね、

しかし、どうしても今日中という仕事が入ってしまったようで、親方はみんなに頼んだようでしたが

たまたま新人の私しかできる人がいなかったようです。

私も、その時にはそれなりのことができていたので、頼まれたのは嬉しかったですね。

ガス切断だったのですが、はじめの一時間くらいは親方と一緒にやっていたのですが、

私一人でも大丈夫だと思ったのでしょうか、途中から事務所に戻って行ってしまいました。

後は、私一人でガス切断をどうにかこうにか8時くらいに終わらせて、後片付けを終えて

私は更衣室に向かいました、更衣室は事務所の前を通るのですが、あらら 、親方は

すでにシャワーを浴びてビールを飲んでますよ(25年前なので許してください)それ

くらい安心して私に仕事を任せてくれているのだなと思いながら、それを横目にしながら

更衣室に入りました。

襲われました

工場の更衣室のレイアウトといいますと、ドアを入ってすぐの所に、高さが160㎝程の下駄箱があります。

そして、なかは20畳くらいにロッカーがならんでます、私のロッカーは下駄箱のすぐ後ろ側にあります。

なので、私が洋服を脱いでも表からは見えないようなかたちになってます。

私が、着替えはじめてパンツ一丁になったその時!

急にドアが、   バタン    と、開きました!

「ワニオー、ちゅーさせてくれよー」

酔っ払いでーす!!!!!

えー--!!!   えー---!!!  えー---!!!

怖い! 怖い!  怖い!

助けて!

助けてー、て言っても誰もいないし、

とりあえず「勘弁してくださいよー」連呼です、私の青ざめて泣きそうな顔を見て、

(えへへ!そっか!そっか!)とだけ言い残して事務所に戻って行きました。

そして、私は逃げるようにスクーターを飛ばして家に帰りました。

酔っ払いは大嫌いです。 しょっぱい夜の出来事でした。

次の日は、何もなかったかのように、いつもの親方でありました。

なんだったの!



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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 完全にセクハラですね。側から見ると微笑ましい(?)かもしれませんが、貞操の危機でしたね!酔っ払いいろんなタイプいらっしゃいますが、ミッキバリアはお好み焼きを作る極めて悪いやつです。

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