ねるとんパーティー体験記　【千葉編】　第３話

ねるとんパーティー！

会場には

男性20人　女性2人

男性料金４０００円

これが現実なのか！

ねるとんパーティー探検隊

まだまだこんなことではくじけない！

そう！！

24歳

たくましいおバカ男子の戦いが始まる

＼前回のお話はこちら／

お姉さんすごい

ねるとんパーティー会場！とは名ばかり、ただの殺風景な会議室。しかもそこには、男性20人、女性2人。ふ、ふたり？



どんだけの競争率よ、じゃマール（雑誌）には30対３０のワイワイと楽しいねるとんパーティーで～すって書いてあったのに。


４０００円の参加料だ、ふざけるのもいい加減にしろ。


主催者のお姉さんに詰め寄る。

逃げるように外に飛び出していった！！


残された俺達の目線は女性2人。

俺も気づいていた、でも気づかない振り。一応この時の俺は24歳、40歳はババアにしか見えないどころかお母さんじゃん。


状況はというと、

広い会議室、端の壁には男性20人、向かいの壁にはどう見ても40歳は超えているインディーともうひとり特徴のある女性、2人のみ。

インディーとは…俺たちが会場入りするもっと前から、一番乗り。
40歳は軽く超えているであろう風貌に革のハット帽子、革ジャン、チノパン、革のブーツと、映画インディージョーンズの世界から飛び出てきたような女性。俺たちが名付けたインディー。
ちなみにこのねるとんパーティー女性１８～３５歳までとうたってある。

最後にもうひとつ付け加えると、かなりのお胸。（ロケット）

お顔	かなり重力にやられている
お胸	ロケットの持ち主、最終兵器だろう
ガッツキ度	急いでいる

年上っぽい男性は、まんざらでもないが、今の会場では、やはりもうひとりの女性に興味がありそうだ。


彼女が部屋に入って来た時は男性がどよめいた！


俺もタグも、オッ！


ねるとんパーティーってすごいじゃんって思わせてくれた。


ただひとつ残念なことが！

お顔	清楚な顔立ち、鼻の下の大きなホクロが・・・
お胸	可もなく不可もなく
ガッツキ度	おとなしく見えるが、早めの会場入り

もちろん俺はホクロを責めているのではなく、どうしてもホクロに目がいってしまうのだ。


だって鼻くそがついているみたいで。


しかし、きれいな顔をしているので、目立つ。う～ん、インディーが引き立てていると言っても過言ではないかな、でも街中で見れば普通だろうか。

司会のお姉さんが帰ってこないので部屋をブラブラする、さっきは気づかなかったが、入り口のところにホワイトボードがあった。今日のスケジュールらしい。

すでに18時はまわっていた。

帰って来たお姉さん

１８時を10分過ぎたが、始まらない様子に周りの男性陣もざわめき始めていた時。


そこへ会場の雰囲気を変えるように、入り口から、ポンポンと女性が2人入って来た、もちろん俺もタグもその女性に目を向ける。

お顔	普通の顔をしているが歯がボロボロ、笑顔が…
お胸	一般的（一般的って何？）
ガッツキ度	無理矢理連れてこられたような感じ

俺が思ったのは、とにかく顔がテッカテカ！一枚仮面をかぶっているような面構えに違和感。


子供の頃、お母さんに連れていってもらった、ピーターパンのミュージカルを思い出した。


主演は榊原郁恵さん、比較的席が前の方だったので、役者さんの顔がよく見えていた。


すんごいお化粧で、目も大きく鼻筋もクッキリ、まゆ毛なんて真っ黒でぶっといし、お肌なんて何十にも塗り重ねてテッカテカ。フック船長は輪をかけてもっと迫力満点の顔にビビった記憶がよみがえる。

そしてもうひとり。


この人たちは連のようだ、後に同じ会社の先輩と後輩ということが判明。

お顔	目頭が厚ぼったい一重、陰気
お胸	ワガママ！！
ガッツキ度	おとなしく先輩に付いてきただけ

とっても根暗そうな雰囲気で、下を向いたままがまた陰気さを増す。


この子も先輩と一緒で、すんごい厚化粧、テッカテカが眩しいほどだ、この2人はなんでだろうと疑問ンを抱く。まあ後に判明するが。

でも、そこには問題があるよね。


俺もタグも同じ子がいいとなったらだめだ！


タグと
「いっせーのーせっ！！」
で好みはどちらか指さした。

バッチグー！！

勝手に盛り上がるおバカ男子！


相手にも選択権があることを忘れている。

これは悪質だ！


一目見ればわかるよ、雰囲気が一般人とはまったく違う、オーラがある。


どっかのモデルさんに頼んだのだろ！

偽物ってなんだ？

そろそろ始まるぞタグ！

最終人数
男性20人
女性4人プラスサクラ１人

自己紹介タイム

大変お待たせいしました！！
これよりねるとんパーティーを
始めまーす！！

15分は過ぎていたと思うが、女性が増えたからまあいいとしよう。

自己紹介カード

１枚の紙にコレが5組書いてあって、切り取り線で破けるようになっている、自分で書くのは１番上だけで、後は白紙。

やっぱりだ！


名前、年齢はわかるよ、あと簡単な住所も。


職業と年収！これは俺たちが一番見られたくない項目だ。愛はそんなもんじゃないだろうと勝手に思っているが、そんなもんだ。

実際は３００万に毛が生えたくらいだけど、これくらいなら噓がバレないだろうと、振り絞った額。

実際にワニオが書いた自己紹介カード

女性5人を取り囲んで、男性20人が輪になった。さすがにサクラのお姉さんは背も高く見惚れるくらいにキレイ。こんな人と付き合える日が来るのだろうか？実際にこんな人に「好き」と言われたらビビるんだろうな。

さあ、そろいましたよ！
どのおかたが好みですか？
何回も横スクロールして見てね❤

輪の人数があっていないから、待ち時間が多い。これが俗に言う内輪差外輪差というものだろう、違うか。


これはホントに簡単なものだった、名前を名乗ってよろしくと伝えるだけのも。


それでも、相手の印象はよくわかる、表情、声、視線、匂い。


女性は八方美人かと思いきや、あんがい態度で好意があるかないかを出してくる。

ガッツリ目を大きく見開いて好意をアピール、でも怖いなにかあると思わせる雰囲気。オイニーもキツイ。

そっけないし目も合わさない、オイニーはやや香る程度。しかし鼻くそのようなホクロに目がいってしまうのを、抑えきれない。

見ちゃいけない、見ちゃいけないとおもうほどに見てしまう、コーナーの出口を見ながらコーナリングをすると安定すると何かに書いてあった、バイクの話だ。顔の場合はどこが出口だろうか？目線が安定しない。

フレンドリー、めっちゃフレンドリー。テッカテカ厚化粧が近くでみると迫力満点、毛穴がない。
笑顔でよろしく～って言ってくれているけど、歯並びがバラバラで、お世辞にも笑顔がかわいいとはいえないや。オイニー無しだけど化粧くさい。

＼デビュー当時のみっちょんだ／

シャイなのね、なんか言ったけど聞こえない、ずっと下を向きっぱなし。しかしこの子も化粧がすごい、厚ぼったい一重の目頭がテッカテカに光っているし、よく見ると口紅もホントの唇より1.5倍デカくなっている。これは絶対ホントの顔と違うよね。なんで？こちらもオイニーは無しだけど化粧くさい。シルク的なワイシャツに、お胸が光と影のコントラストを放っている。動くたびに存在感を出す、これは作戦か？俺は術中にハマッているのか？

サクラは言うまでもない、上手。片方の手でもう片方の肘を握りお胸を強調しながら、子犬顔で「よろしくお願いしま～す」

唇は絶対に閉じない、半開き。見方によっては頭悪いけどこれが色っぽい。

この唇半開きが、つわものだと表している。知っている方はいるだろうか！グラビアアイドルなどの写真集は基本口を閉じない。

半開きの口に男が弱いからだ、噂では上の口と下の口は連動していて軽いイメージで男が寄りつくらしい。（下品な下ネタ失礼しました）

＼世界のセックスシンボル／

タグもはじめは緊張していたけど、もうダイジョブそうだ！


現時点では

インディー・・・ 

ホクロ・・・ 

先輩・・・ 

後輩・・・ 

サクラ・・・ 

これってけっこう酷だ！


人気がわかっちゃうよね。

みなさんはどのように予想して読んでいただいただろうか！
やはり男性陣はサクラに集中するのか？サクラ以外の実質１番人気は誰なのか？

こんな時にガッツいて速攻並んだらカッコ悪いから、タグと2人で一度後ろに下がって様子をみてみたんだ。


予想通りサクラの前には長蛇の列、だからサクラに並んでも無駄だって！バカなやつばかりだ。


問題は次、そうです、ホクロ！鼻くそみたいなホクロを隠せばダントツのルックスだからそうなるか。顎なら南野陽子だったのに。

あとは後輩、先輩の順番だった、これは若さとお胸のコントラストだろう。


タグは約束通り先輩の所へ並んだ。

5分ごとにアラームが鳴り、どんどん入れ替わるシステムで、30分以内なら同じ人にもう一度並ぶもよし、違う人に並ぶもよし。

そして、アピールタイムへと進んでいくのであった！

この時はまだ知らないワニオ・・・


インディーに並んだの、



後悔する・・こ・・と・・を

つづく

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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